妊娠5週目~ つわり(食べづわり)への対処

不妊治療~出産

つわりにも幾つか種類がありますが、うちの妻はいわゆる「食べづわり」です。

食べづわりの特徴は「空腹になると吐き気がしたり気持ち悪くなる」です。

空腹で気持ち悪くなるほか、満腹でも気持ち悪くなります。

これに加え、夕方以降はずっと気持ち悪い状態が続いています。夕方以降つわりが酷くなるというケースは、食べづわりに限らず多いようです。

似たような症状でお困りのご夫婦も多いと思われますが、我が家では以下のように対処しています。参考になることがあれば、是非試してみてください。特にマッサージはつわり期間中に関わらず、夫婦仲を深められるのでオススメです。

日々の食事(朝昼晩)

結婚以降、我が家ではほぼ交代で食事を作っています。一人暮らしのときは二人ともほぼ料理をしなかったのですが、食べてくれる相手がいるとやはりモチベーションが違いますね。

食べづわりが始まってからというもの、体調不良から妻はほぼ出歩かないため、料理だけでなく買い出しも私がやっています。遅く帰った時も妻自身で食事を用意できるよう、2~3日分の作り置きをタッパに入れて冷蔵したりしておりました。

しかし日が経つにつれ、食べられないという食材が増えてきてしまい、3週間経った今現在では、作り置きはほぼ機能しなくなっています・・

・料理限定で食べられない

・食材単位で食べられない

・調味料単位で食べられない(めんつゆなど)

うーん、家庭内料理長にとっては厳しい・・。

とは言え、この時期は栄養をあまり気にすることなく食べられるものを食べましょうというのが妊婦生活の通説です。

私(夫)がつわり用に用意した食料

定期的な食事以外にも食べるものを常備しています。食欲の低下から一回の食事で十分な量が食べられないこともあり、間食を含めると一日8食くらいしている感じですかね・・。

一般的に食べづわりに有効なものも含め、我が家では以下のようなものを用意しています。

  • カロリーメイト(ゼリー、スティック) ← 超定番!
  • バナナ
  • みたらし団子
  • えびせん等のスナック類
  • 梨(剥いたもの)
  • オレンジ類(剥いたもの)
  • キウイ(剥いたもの)
  • ミニホットケーキ(冷凍)
  • フルーツグラノーラ
  • ヨーグルト
  • (たまに)フローズンヨーグルト

とにかく、さっぱりして食べやすいものを用意しています。

カロリーメイトは、つわりの酷い妊婦さんほど絶賛しているみたいですね。これがなかったら食べられるものが無かったと。うちの場合はそこまで追い込まれてはいませんが、カロリー(エネルギー)以外にビタミンなどの栄養素も豊富なので重宝しています。

あまり大量買いせずに、いろいろな味を小分けに買った方が良いですね。食べられるものがすぐ変化するので。

ゼリー飲料ですと「inゼリー」もメジャーですが、こちらは種類が豊富な分、カロリーか、ビタミンか、タンパク質かという感じにパッケージごとに摂れるものが分かれています。一つで済ませるならカロリーメイトの方が良いでしょう。

最後に書いたフローズンヨーグルトは、ヨーグルト300gに小さ目のフルーツ缶を混ぜて冷凍庫で冷やしたものです。2~3時間くらいで食べごろ。かなりさっぱりするので、たまに変化をつけるのに良いです。

さっぱりしたものが鉄板かと思いきや、時にはスナック類やマックのポテトなど脂っこいものも食べたくなるようです。どういったサイクルなのか・・

昼食や夕食をたまにマックにするとすごく喜ばれます(もちろん事前確認の上です)。

寝る前のマッサージ

冒頭で書いたように、夕方以降は体調がさらに悪化していきます。夫にできることはひたすら家事をこなして妻に休んでいてもらうこと・・ですが、寝る前にもひとつ出来ることがあります。寝かしつけのようなものですが、気持ち悪くて眠れない妻に対してマッサージしてあげることです。

私は30代から持久系スポーツをやっていた関係で、体をほぐすための簡単なマッサージができるようになったのですが、眠りにつかせるには足をマッサージしてあげるだけでもかなり効果があります。実際つわりが重くなって以降は、8割方足マッサージにより眠りにつかせています。

特別な知識は要りませんので、奥様が眠りにつけない場合には是非試してあげてください。

<やり方>

1.足の裏をほぐす

 土踏まずと足の外側の間に段差がありますが、そこを人差し指から小指までの四本指で広めになぞってあげます。両手で挟み込むように足を掴めば、足の指側からかかと付近までを広くカバーできます。力加減は反応をみて調節すべきですが、爪を立てずに指で何度もなぞってあげるようなイメージでやると良いでしょう。

細かいポイントを探らなくとも、足の中央全体をカバーするように何度もなぞってあげればOKです。

これはツボを押すとかそういった深部への働きかけではなく、単に足裏をほぐしてあげているだけです。しかしこのマッサージだけでもかなりリラックス出来るので、眠りに近づけます。

ちなみに、妊娠中は足つぼマッサージ等はやらない方が良いようですね。つぼによっては、子宮が収縮したりする作用も有るとか。

2.足の指を回す

これはシンプルですが、効果絶大です。日によってかかる時間は違いますが、我が家では100%眠りに落ちます。

やり方は、指を親指から一つずつ摘まんで軽く回してあげるだけです。曲げすぎたり、早すぎたりしないようにやさしく回してあげましょう。目安は一つの指につき50~100回。個人差があると思いますが人差し指と中指が特に効果が高いようで、ここを重点的に回します。

3.その他の部位

時間があるときは背面のマッサージもしてあげています。

うつぶせに寝てもらい、お尻(筋肉量が多い)から腰、肩甲骨周りを対象にやります。マッサージという言葉は「摩擦」なイメージですが、どちらかというと一点に指を置いて、筋肉を動かしてあげるイメージです。人差し指~薬指までの3本を使って円を描くように筋肉をほぐしてあげて下さい。

マッサージ経験など無くとも効果は高いので、やった事が無い方は是非試してみてください。奥様もすごく喜ぶと思います。反応ていると、どのあたりが凝りやすいかも分かってきます。

おわりに

「あれが欲しい、食べたい」という情報は引き出しづらいので(本人も何が食べられるのか分からないので)、一般的に妊婦さんに受け入れられている食べ物を豊富に用意しおけると良いですね。

つわり期間の妊婦さんはスマホを見ていても酔いやすく、調べ物も満足にできないケースがあります。我が家もそうです。そのあたりも考慮して、寄り添ってあげられると良いですね。

仕事をやりながら家事分担も増えるという、夫側にとっても負担のある時期ですが、長くても2カ月程度です。ひとつ踏ん張って、奥様を支えてあげて下さい。

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